自分の適性を見極めることがなにより大事

自分に合う介護の仕事に就くことを希望しているなら、現場の雇用条件をしっかりと把握しておくことをおすすめします。

中には、子育て・介護といった家の事情で長時間勤務が難しいケースもあるでしょう。
そのような方の場合は、パートやアルバイトなど、非正規の求人をリストアップして調べる方法が最適です。非正規ならシフトが定められているため、プライベートの都合を優先させた働き方を実現できます。
ものによっては、1日の勤務時間が2~3時間の求人もあるので、応募要項をじっくり見比べて選ぶといいでしょう。

さらに、職場によって雇用の条件は大きく異なってくるため、事前に確かめておきましょう。
その中でも、24時間体制で利用者さんのケアを行う入所型は、夜勤のシフトが組み込まれます。夜勤は生活リズムの調整が難しい分、賃金が高額になる傾向があるため、より多くの報酬を得たい方に最適です。

その他、昼間に利用者さんが福祉施設に通ってくる通所型もあります。午前や午後など、昼間に働くことを希望している方に向いています。
加えて、近年では在宅での生活を望む高齢者が増えたことから、利用者さんの自宅に訪問して食事や入浴などの世話をする訪問型の求人の需要も大きくなってきています。

介護の仕事を長く続けることを希望しているなら、自分の適性にマッチした働き方を選ぶことが大事なポイントです。
自分が譲れない条件を紙に書き出すなどして、どんな職先が向いているのかをきちんと確かめましょう。